2020年国内モバイルゲーム統計Android版

今日、日本はビデオゲーム市場をリードする国の一つとなっています。最も有名なゲーム会社は、もちろんソニーと任天堂でしょう。しかし、現在では、日本のビデオゲーム会社の売上の大部分が、モバイルゲーム市場による売上となっています。最近では、最も人気のあるゲーム用デバイスはスマートフォンであり、その市場規模は今後1.2兆円近くまで伸びるものと予想されています。

ミリオンダラーベイビーズ

史上初の十億ドル売り上げを記録した無料ゲームは、2012年、ガンホー・オンライン・エンターテイメントからリリースされたパズルアンドドラゴンズです。そして、2013年にMixiが発表したモンスターストライクがこれに続きました。2014年には、この2つのゲームだけで、合計137億ドルの売り上げを記録しています。

同時期、日本企業では、フェイト・グランドオーダー、ドラゴンボールZ:ドッカンバトルなど、さらに十億ドル規模のヒット作を数多く市場に送り出していました。

2014年には、日本のモバイルゲーム市場の規模は、50億ドルを超えました。この数字は、世界中のプレイヤーがApp StoreやGoogle Playで費やす総額の29.2% にも上っています。以降、市場は拡大を続けてきました。2019年には、アメリカや中国市場の台頭により、わずかに後退したものの、2014年から2018年までの4年間、日本が世界最大のモバイルゲーム市場でした。

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日本市場の独占

プレイヤーの消費額について言えば、日本の販売元は、現在でもApp Storeにおいて驚くほどの影響力を持っています。2016年から2020年9月までの間、最も売り上げの多かったゲームのトップ10のうち、8作品のゲームが日本企業の製品でした。そして、なんとそのうちの7作品が、10億ドル以上を売り上げていました。また、ナイアンティックのポケモンGOは、アメリカの開発者によるものですが、ゲームの原作は日本のものであり、これもまたトップ10にランクインしていました。

日本の販売会社は、国内市場でも大きなシェアを占めています。これは、日本が世界で最も利益が大きなモバイルゲーム市場であることからも明らかです。

世界的に見ても、日本市場は2020年も世界市場に大きな影響を与えました。トップ10の販売会社のうち、2つが日本の企業であり、バンダイナムコは10億ドル以上、スクウェア・エニックスは計12億ドルもの売り上げがありました。さらに、ソニー、コナミやミクシィなど、日本の他の大企業も、世界ランキングのトップ20に入っています。

世界市場における日本の地位を押し上げているのは、ある2つの有名なゲームです。一つは、2019年全世界で2億7360万ドルを売り上げたドラゴンボールZ:ドッカンバトルです、そして、もう一つが、フェイト・グランドオーダーであり、2億7330万ドルを売り上げました。日本のモバイルゲーム市場と企業は、世界市場に好ましい影響を与え、日本製のゲームを楽しむユーザーは何十億人もいると言えます。